ピンク スパイダー

大澤誉志幸 ピンク スパイダー歌詞
1.ピンク スパイダー

大澤誉志幸 with DIE
作詞:hide
作曲:hide

君は 嘘の糸張りめぐらし
小さな世界 全てだと思ってた
近づくものは なんでも傷つけて
君は 空が四角いと思ってた

「これが全て… どうせこんなもんだろう?」
君は言った… それも嘘さ…

ケバケバしい 君の模様が寂しそうで
極楽鳥が 珍しく話しかけた

「蝶の羽根いただいて こっち来いよ」
「向こうでは 思い通りさ」

ピンク スパイダー 「行きたいなぁ」
ピンク スパイダー 「翼が欲しい…」

捕らえた蝶の 命乞い聞かず
君は空を睨む
「傷つけたのは 憎いからじゃない
僕には羽根が無く
あの空が 高すぎたから…」

「私の翼を使うがいいわ、スパイダー。
飛び続けるつらさを知らないあなたも、
いつか気が付く事でしょう。
自分が誰かの手の中でしか飛んでなかった事に。
そして、それを自由なんて呼んでいた事にも…。」

借り物の翼では うまく飛べず
まっさかさま 墜落してゆく

ピンク スパイダー 「もうダメだ」
ピンク スパイダー 「空は見えるのに…」
ピンク スパイダー 「失敗だぁ」
ピンク スパイダー 「翼が欲しい…」

わずかに見えた あの空の向こう
鳥達は南へ
「もう一度飛ぼう この糸切り裂き
自らのジェットで
あの雲が 通り過ぎたら…」

ピンク スパイダー 空は呼んでいる
ピンク スパイダー ピンク スパイダー

桃色のくもが 空を流れる…

(to be continued)


2.Alien Summer

大澤誉志幸 with DIE
作詞:横山武
作曲:大沢誉志幸

たぶん何処かの星から
やって来たのさ 君は
ブルーの眼差しで
オレを惑わす

君が伸ばした指先
月明かりに揺れて
もうすぐ夏が来る
そんな気がした

涸れかけた井戸に
注いでおくれ
懐かしのJazzを
溺れるくらい

杖を振るたび世界は
色を変えてゆくよ
仕掛けてくれないか
甘いトリック

唄を忘れたカナリア
昨日までのオレは
裸の王様に
なっていたのさ

奈落の底かDiamond
賭けてみようか 君に
亡くしたときめきが
蘇るなら

誰にも見えない
場所にくちづけて
ずっと抱きしめて
眠りたいのさ

夢を旅する2人は
渡り鳥のようさ
いつかは帰るのかい?
生まれた星へ
Fly to the STAR…


3.ケセラセラヴィ

大澤誉志幸 with DIE
作詞:大澤誉志幸・K.INOJO
作曲:DIE

ヴェルベットを切り裂いて
夜が淫らに
満月のベッドに
君は囚われた
心を縛るように愛を縛る
泣きたい喜びに
君が溺れてく

転げ落ちる夢のように抱き合い
果てしない宇宙(そら)の塵(ほし)になっちまう

ケセラセラヴィ きっと幻
惑わせてくれ このオレを
迷い込んだのは
真夏のせいじゃない
二人は蜃気楼のようさ

ケセラセラヴィ 瞳閉じて
見えないものを見つけ出す
たった一度だけの人生(パレード)なら
ケセラセラヴィ ラムール

導かれるように
夜が虚ろに
快楽のタイトロープ
君は魅せられた
心を縛るように愛を縛る
泣きたい喜びに
君が溺れてく

背中を反らすたび虹を数えて
見失うほどとろけてく花園

ケセラセラヴィ 遠い果てまで
連れてゆくのさ 君だけを
迷い込んだのは
未来のせいじゃない
二人は蜃気楼のようさ

ケセラセラヴィ ベリーダンスで
呼び込んでくれ このオレを
たった一度だけの舞台(オアシス)なら
ケセラセラヴィ ラムール